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七つの大罪:Origin ― ネットマーブルが4年かけて作ったオープンワールドアニメRPG、実際どう?


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yomiqo 2026-05-13 30
  • ゲーム名:七つの大罪:Origin(The Seven Deadly Sins: Origin)
  • 開発元:Netmarble(ネットマーブル)
  • リリース:2026年3月16日(PS5 / Steamが先)、2026年3月23日(モバイル版も加わって全プラットフォーム展開)
  • Steam評価:賛否両論(最初の好評率は52%くらい、Steambaseスコアは約57/100、レビュー数は約11,000件)
  • PS5評価:約4.35/5(ネットマーブル公式のプレスリリースより、リリースから2週間ほどの数字)

2026年3月、ネットマーブルが数年かけて仕上げてきた『七つの大罪:Origin』がようやくリリースされた。原作は鈴木央さんの漫画『七つの大罪』で、世界での累計発行部数は5,500万部を超えている。ネットマーブルはこれまでも同じIPで2本のゲームを出してきたが、Originはそこからさらにオープンワールドへと踏み込んだ一作だ。

リリース直後の反応を見ると、PS5ではかなり好意的に受け止められていて、PlayStation Storeの月間無料ゲームランキングで世界1位にもなった。一方でSteamでは、約半数のプレイヤーが好評を付けたものの、賛否両論の状態が続いている。じゃあ実際どんなゲームなのか、ひと通り見ていく。

seven deadly sins

どんなゲームか

  • エンジン:Unreal Engine 5
  • ジャンル:オープンワールドRPG。一人でも、最大4人でのオンライン協力でも遊べる
  • 対応プラットフォーム:PS5、Steam、iOS、Android
  • ビジネスモデル:基本プレイ無料(一部アプリ内課金あり)

リリースの流れ:2026年3月16日にPS5とSteamでプレイ可能に → 2026年3月23日にiOS / Android版も加わり、全プラットフォームが出そろった

ストーリー:原作の“隙間”を描くオリジナル

本作の舞台は、原作本編が完結した後、続編『黙示録の四騎士』が始まる前の空白期間にあたる。

seven deadly sins

主人公はトリスタン。メリオダスとエリザベスの息子で、キングとディアンヌの娘であるティオレと一緒に旅をしている。発端は、かつて「傲慢の罪」エスカノールが十戒と戦ったときに蒸発したという巨大な湖の調査だ。湖底にたどり着いた二人は、「星の書」と呼ばれる不思議なアイテムを見つける。ちょうど同じ頃、大陸のあちこちで時空の歪みが起き始め、過去の英雄たちが次々と出現する。しかも深淵の力で正気を失ってしまっている。星の書に導かれ、トリスタンは混乱した時空を修復し、ブリタニア大陸を救う旅に出る。

この時間軸の設定は結構うまいと思う。原作のストーリーを壊さずに、「時空の歪み」という仕掛けでメリオダス、バン、ディアンヌといった人気キャラを自然に再登場させられるからだ。

原作再現へのこだわりもかなり感じられる。リオネス城の重厚さや妖精王の森の静けさは、セルシェーディングでしっかり再現されている。必殺技の演出や、おなじみの声優陣によるフルボイスもあって、原作ファンならすんなり作品世界に入っていける。台湾のゲームメディア4Gamersの試遊レポートでも、カットシーンの演出やビジュアルについて「IP作品としてはかなりの高水準」「3Dアニメ版を超えている」と評価されている。

コアとなる遊び:探索、戦闘、協力プレイ

オープンワールド探索

seven deadly sins

王都から平原まで、シームレスに広がるマップを自由に歩き回れる。

  • 採集、採掘、釣り、料理で育成素材や戦闘バフを集められる
  • キャラごとに移動アビリティがあり、槍で一気に飛んで壁登りや長距離移動に使える
  • マップ上には、特定のキャラのアビリティがないとたどり着けない場所やクリアできない目標もある

切り替え型バトル

戦闘は4人パーティでHPと必殺技ゲージを共有するシステム。バトル中に操作キャラをどんどん切り替えて、武器や属性スキルを組み合わせながら高ダメージを狙う。

  • 合体必殺技:HPバーの横のゲージが溜まると、キャラ切り替え時に派手な合体必殺技が発動して大ダメージ
  • 武器熟練度:武器の熟練度がレベル30になるとサブ武器がアンロックされて、切り替えることで戦闘スタイルと攻撃モーションが変わる
  • 属性:物理、雷、風、火、氷、大地、闇、聖の属性がある。敵の弱点を突いて属性ゲージを最大まで溜めると「ブレイク状態」になって、その属性のダメージが大幅アップ

協力マルチプレイ

最大4人で高難度のインスタンスやワールドボスに挑める。昼夜サイクルがあって、敵の強さやスキルの効果に影響する。PS5版はDualSenseのハプティックフィードバックとアダプティブトリガーにきちんと対応していて、戦闘や探索がより手に伝わってくる感じになる。

星の書パズル

ちょっと変わった要素として、「星の書」を使ったパズルがある。物を運んだり、石碑を直したり、汚染を浄化したり。どれも必須ではないけど、やると「星の書レベル」が上がっていくので、探索好きにはちょうどいいアクセントになっている。

育成と序盤の進め方

seven deadly sins

ざっくり言えば、オープンワールドを探索して、戦闘とクエストでリソースを集めて、キャラを育てていく流れだ。

序盤のコツ

  • メインクエストを優先して進めて、マップやデイリーコンテンツを解放していく
  • 転送ポイントは通るたびに開放しておくと移動が格段にラク
  • リソースは最初のうちは1~2体の主力に集中したほうが効率的
  • 育成素材はダンジョンだけじゃなく、フィールドの探索からも結構手に入る
  • 回復役やシールドサポートは序盤だと入手機会が少なめなので、チームの安定のために優先して育てておくと安心

PS5とPC、けっこう印象が違う

正直、プラットフォームによってかなり体験が分かれる。

  • PS5:こっちは全般的に評価が高め。4K対応で動きも比較的安定していて、DualSenseのハプティックフィードバックとアダプティブトリガーのおかげで戦闘の手ごたえもしっかりある。ネットマーブル公式の数字では、リリース後2週間ほどでPS5版のプレイヤー評価は約4.35/5。ただ、PlayStation Storeの評価はこれから口コミが増えるにつれて変わっていくので、あくまで初期の目安というところ。
  • PC(Steam) :こちらは最適化の面で賛否が分かれている。初期の好評率は52%ほどで、Steambaseスコアは約11,000件のレビューに基づいて約57/100。100FPS以上出ていたところから一気に一桁台まで落ち込むといった報告もあり、デスクトップ向けRTX 5070でも安定した高フレームレートを維持するのが難しかったという声が上がっている。リリース直後に一部キャラクターの衣装が調整されたことも、コミュニティの一部で話題になった。

どんな人におすすめか

全体として、『七つの大罪:Origin』はかなり個性のはっきりしたオープンワールドアニメRPGだと思う。

  • 原作『七つの大罪』の世界観やキャラがもともと好きなら、再現度の高さは素直に嬉しいはず
  • オープンワールドの探索が好きで、パーティ編成や戦闘の組み合わせを考えるのが苦にならない人には、遊びごたえのあるシステムが揃っている
  • 原作に触れたことがない人は、キャラ同士の関係や世界観を理解するのに少し時間がかかるかもしれない
  • PC版の最適化の状況をふまえると、安定したプレイ感を求めるなら今のところPS5版のほうが無難

本記事に掲載されているゲームのスクリーンショット、キャラクターデザイン、および関連素材の著作権はNetmarble Corporationに帰属します。本記事はオリジナルの論評・キュレーションであり、転載の際は出典を明記してください。著作権に関するお問い合わせは yomiqo@126.com までご連絡ください。



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