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『ザ・コーマ2B:カタコンベ』レビュー|ヨンホの二度目の悪夢、シリーズの重要な空白を埋める一作

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yomiqo 2026-08-18 7
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発売日:2024年10月25日(PC・コンソール版)|開発元:Dvora Studio Co., Ltd.|パブリッシャー:Headup|対応機種:PC(Steam)、PS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S、Nintendo Switch|ジャンル:2Dサバイバルホラーアドベンチャー|価格:Steam版 約1,200円(地域により変動あり)|対応言語:日本語、英語、韓国語、簡体字中国語など|日本版:PS5版 2025年1月29日

2015年、ヨンホは世華高校の教室で目を覚ますと、学校全体が地獄と化していた。『The Coma: Cutting Class』は、この平凡な韓国の高校生を多くのプレイヤーに知らしめた。5年後、『The Coma 2: Vicious Sisters』ではミナが主人公となり、ヨンホの運命は宙に浮いたままとなった。

2024年、『ザ・コーマ2B:カタコンベ』はついにその空白を埋めた。

これは『The Coma 3』ではない。『The Coma: Recut』と『The Coma 2: Vicious Sisters』の間を埋める「ストーリーブリッジ」 なのだ。あなたはヨンホとして戻り、『The Coma: Recut』と『The Coma 2: Vicious Sisters』の間に横たわる闇を、自らの手で体験することになる。

教室から地下墓穴へ:ヨンホが帰ってきた

『ザ・コーマ2B:カタコンベ』は、初代の直後から始まる。ヨンホはついに「コーマ」と呼ばれる恐ろしい鏡の次元から脱出し、学校に戻って普通の生活を送ろうとしていた。しかし、何かがおかしい。すぐに彼は、再びこの歪んだ世界に閉じ込められていることに気づく。

今度は、イェソルのノートの断片を集め、「凶姉妹」に対抗できる強力な遺物の剣を見つけなければならない。しかし、物語は見かけよりも複雑だ——予期せぬ訪問者がその鏡の次元に侵入し、イェソルに関係する新キャラクターがヨンホを助けるために現れる。ドケビ市場の地下にある広大な施設の奥深くで、ヨンホは謎を解き明かし、凶姉妹に立ち向かわなければならない。

このゲームの最も興味深い点の一つは、シリーズの時系列における位置づけだ。『ザ・コーマ2B:カタコンベ』の物語は『The Coma 2: Vicious Sisters』と同じ時期に、しかしヨンホの視点から展開される。『The Coma 2』をプレイしたことがあれば、おなじみの出来事が別の角度から再解釈され、シリーズ全体の時系列をより深く理解できるだろう。

おなじみのフォーミュラ、より凶悪なAI

ゲームプレイにおいて、『ザ・コーマ2B:カタコンベ』はシリーズおなじみの2D横スクロールサバイバルホラーのスタイルを継承している。走る、隠れる、かわす——これらが追跡者から逃れるための基本的な手段だ。

本作ではスタミナシステムが導入されている——走ったり転がったりするとスタミナを消費する。スタミナが尽きると、ヨンホは「グロッキー」状態になり、身動きが著しく制限される。懐中電灯も慎重な管理が必要だ——探索には役立つが、同時に標的になりやすくもなる。

ドケビ市場は本作の重要な新エリアであり、プレイヤーはここでアイテムを売買し、生死を分ける瞬間に備えることができる。さらに、本作ではキャラクター同士の交流や関係性を深める要素も特徴で、特定の選択によって特別なやり取りやデートシーン、追加の収集品がアンロックされる。

追跡者のAIもさらに凶悪化している。公式の説明では明確に「より凶悪なAI」(more vicious AI)と表現されており、その後のアップデートで追跡者の速度や出現数もさらに調整された。その結果、より攻撃的な追跡行動が実現し、あらゆる遭遇がより危険なものに感じられる。

初代と2作目を結ぶ物語の架け橋

『ザ・コーマ2B:カタコンベ』の最大の価値はゲームプレイの革新ではなく、シリーズファンが最も知りたがっていた疑問に答えることにある。『The Coma: Recut』と『The Coma 2: Vicious Sisters』の間で、一体何が起こったのか?

あるプレイヤーは、「1作目と2作目の間に位置する物語で、ヨンホを操作して心理面と生存の両面で過酷な冒険を体験できる」と評価している。その物語は『The Coma 2: Vicious Sisters』と並行して展開され、2本の本編作品の間にある物語の空白を埋めている。

シリーズファンにとって、これは見過ごすことのできないタイトルだ。シリーズ全体の物語がより完全で、まとまりのあるものになるからだ。

注意すべき点

『ザ・コーマ2B:カタコンベ』にも欠点がないわけではない。

発売当初の難易度は高かった。発売当初は、難易度の高さを指摘する声が多かった。その後のアップデートで新しいセーブポイントが追加され、敵の速度、トラップの密度、スタミナの仕様が調整され、全体的な体験は改善されている。

本編のボリュームは比較的控えめだ。外伝的なタイトルとして、その規模は本編には及ばない。一部のプレイヤーは、プレイ時間が『The Coma 2』よりも短く、特定のステージが2作目のエリアの「リミックス」のように感じられると指摘している。

オープニングは我慢が必要。核心的なコンテンツにたどり着くまでには、ある程度の忍耐が必要だというレビューもある。

クリア後の追加コンテンツは大幅に難易度が上がる。メインストーリークリア後にアンロックされる追加コンテンツは非常に挑戦的だ——ただし、その後のアップデートでいくらか緩和されている。

『ザ・コーマ2B:カタコンベ』はどんなプレイヤーにおすすめ?

こんな人におすすめ:

  • 『The Coma: Recut』と『The Coma 2: Vicious Sisters』をクリアし、その間の出来事を知りたいプレイヤー
  • 複数の視点から描かれる物語や、世界観を深く掘り下げる作品が好きな人
  • 2Dサバイバルホラーと「逃げて隠れる」ゲームプレイを楽しめる人
  • 韓国の学園ホラー設定に興味がある人

おすすめしない人:

  • 前作をプレイしていない人(ストーリーは前作の知識に大きく依存している——いきなりプレイすると体験が損なわれる)
  • 高難易度や何度も死ぬことに寛容でない人
  • 長いプレイ時間や豊富なコンテンツを求める人
  • 繰り返しの追跡・回避シーケンスが苦手な人

総評

『ザ・コーマ2B:カタコンベ』はシリーズファンに特化したタイトルだ。『The Coma 3』ではない——革新的なゲームプレイもなく、その規模は比較的控えめだ。しかし、シリーズにおける最も重要な物語の空白、すなわち『The Coma: Recut』と『The Coma 2: Vicious Sisters』の間のヨンホの物語を埋めるものだ。

もしあなたがこのシリーズの熱心なファンなら、『ザ・コーマ2B:カタコンベ』をスキップするのは難しいだろう。シリーズ全体の物語がより完全になり、ヨンホというキャラクターの運命も、より明確に描かれることになるからだ。

もし前作をまだプレイしていないなら、まずは『The Coma: Recut』か『The Coma 2: Vicious Sisters』から始めることをおすすめする。そうしなければ、この外伝の核心的な価値——ヨンホの旅の一章を完結させること——を見逃してしまうだろう。

著作権表示:
本記事で使用しているゲーム画面、キャラクター画像、および関連素材の著作権はDvora Studio Co., Ltd.及びHeadupに帰属し、ゲーム紹介・レビューを目的として使用しています。

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